条件一致した行列の抽出ができる関数とサンプル
Googleスプレッドシートで特定条件(単一・複数)に該当した行を抽出・取得(特定の列を指定可能)する関数をサンプルを交えながら解説します。イメージとしてはExcelのVLOOKUP関数の上位互換的な感じで使えます。
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目次
[スプレッドシート] 条件一致した行列の抽出ができる関数とサンプル
使用関数「QUERY」の構文
=QUERY(データ, クエリ, [見出し])
引数 | 説明 |
---|---|
データ | クエリを実行するセルの範囲 |
クエリ | 実行するクエリ文・必要条件を記述 |
見出し | データの上部にある見出し行の数 |
関数「QUERY」を用いたスプレッドシートサンプル
サンプルでは会員の購入情報に見立てたデータを用意しています。(会員番号・購入日時・曜日・購入金額)
【単一条件指定 – セルG4】会員番号が「101」の行を抽出
=QUERY(B4:E,"SELECT B,C,D,E WHERE B=101",-1)
【複数条件指定 – セルL4】会員番号が「101」且つ購入金額「200以上」の行を抽出
=QUERY(B4:E,"SELECT B,C,D,E WHERE B=101 AND E>=200",-1)