ゆめネコ譲渡会で茶トラ兄妹猫を引き取った話
ゆめネコ譲渡会での茶トラ兄妹猫との出会いから引き取りまでの話の記録です。
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目次
ゆめネコ譲渡会との出会い
ゆめネコ譲渡会との出会いを簡潔に言うとネット検索でたまたま目についたところから。
正直ペットショップで買ってまで… という意識はお互いに無かったので、保健所か譲渡会、里親募集で探していた中で、「ペットのおうち」というサイトにたどり着いた。
このサイトでは日本全国の様々なペットの里親募集を募っているようで、猫の里親も地域/東京で絞って検索することが出来る。
↑ やたらかっこいいコラボPV(BLUE VINTAGE)
どの子も気になりはしたが、中でも目を引いた猫たちの掲載者が共通して「ゆめネコ譲渡会(保護活動者)」となっているのに気付き、そこから週末に東京駅近くで譲渡会が開催されるらしい → とりあえず行ってみようか、という流れになった。
ゆめネコ譲渡会当日 (2019/11/24(日) 東京 – 八重洲)
ゆめネコ譲渡会の八重洲ファーストビル裏側の目印
会場内の雰囲気
(譲渡会に参加されている一般の方が多かったので雰囲気はテキストで)
エレベーターを4Fで降りた正面のスペースで受付をし、左奥に通された部屋が譲渡会場となっていた。
一室の両脇と奥の壁伝いにケージが所狭しと並べられ、その中に保護猫たちが入っている。机の配置は図とは異なり、中央一列に並べられていた。
この日はあいにくの雨を物ともしないほどの人の多さで50人くらいは居ただろうか…
「前回はこんなに人来なかったんですけどね~」と、ボランティアスタッフさん(※1)もびっくりしていたほどだった。
※1 … 以降はスタッフさんと書きます
ケージ付近に添えられたプロフィールと近くのスタッフさんから猫の情報を聴きつつ、実際に触ったり抱っこしたりして触れ合っていくのが基本システムらしい。(中にはそれが難しい子も居るだろうけども。。)
開場してから30分くらいしか経っていなかったはずだが、すでに何匹か里親決定の印が付いている猫も居た。
人気なのはやはり見た目も可愛くて小さな子猫たち。入り口の正面、一番奥が子猫ゾーンで人の密集度がすごかった。。
人の波をかき分けながら何匹かの猫と触れ合い、我々夫婦は最終的に一組の茶トラ兄妹に出会った。
生後約3カ月。江戸川の河川敷で数匹の仲間とワイルドライフを送っていたところを保護されたらしい。
上に乗ってるのがドリア(メス)、下がグラタン(オス)。保護されて一カ月ほど経つそうだがまだ人慣れしていないようで、この日も終始ケージの隅っこで二匹固まっていた。
いきなりの多頭飼いはハードル高そうだが兄妹を引き離すのも心が引けるし、多頭飼いしてる知り合いから「留守の間の遊び相手にも事欠かないよー」という話も聞いていたので二匹の受け入れには特に躊躇することなく、手続きを進めることにした。
対象の猫を引き取る為の手続き
手続きはとても簡単で、近くのスタッフさんに「この子たちを引き取りたいです」と伝えると必要事項を記入するための書類を渡されてそちらを記入するだけでok。
記載内容は同意書を兼ねた引受人情報だったはず。。(住所や年齢、家族構成や留守時間等々)
記載済みの書類をスタッフさんに渡すと「後ほど現在の預かり主さんから記載メールアドレス宛に連絡が行きますー」という説明がされ、手続きは完了。約一時間半で我々夫婦の譲渡会参加は終了した。
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ゆめネコ譲渡会後、預かり主さんとの連絡から受け入れ準備まで
譲渡会当日の夜にさっそく連絡があり、譲渡に向けての受け入れ準備が始まる。
下記のように自分たちで準備するものとレンタルできるものがあるという説明をされた。
猫を受け入れるために必要なもの一覧 (「自前」のものが自分たちで用意しなければいけないもの)
- 【自前】ベランダ用脱走防止柵準備(100均のワイヤーネット可)
- 【自前】玄関用脱走防止柵準備(100均のワイヤーネット可)
- 【自前】エサ用の器
- 【レンタル】ケージ・給水機・爪とぎ・ベッド・ハンモック・トイレ・おもちゃ
- 【支給】数日間分のエサ(総合栄養食・おやつ等)
最初は約2週間のトライアル期間ということもあり、事前に全て揃えなくてもほぼほぼ必要な道具一式を貸してくれるというからありがたい。
本当に必要最低限なもので脱走防止用の対策とエサ用の器が準備出来れば受け入れることが出来る。
猫が来る前に可能な限りの物は買い揃える予定ではあったが、受け入れ当日まで全てが揃うか確定では無かったのでありがたく一式借りることにした。
受け入れは次の土曜・11/30(土)の夜に決定。
妻が100均の材料でDIYした脱走防止柵。こんな感じでもokらしい。
受け入れ・トライアル期間開始当日 (2019/11/30(土))
夜の受け入れに備えて昼間のうちにそれまでに届いたネコグッズを準備。
ケージはキャットタワーがすっぽり入るくらいの大きめサイズのものを購入。
人も余裕で入れるので手入れが楽そう。
20時過ぎ、預かり主さんが家まで運んできてくださり、ドリア・グラタン兄妹と一週間ぶりのご対面!
譲渡会の時のようにちょっと怯えた様子。まぁ慣れない環境&人間たちだから最初はしゃーなし。
預かり主さんからエサのあげ方や最近の2匹の様子等の引継ぎをしてもらい、借りたケージ(寝床や水・ハンモックなどの一式が揃っている)を事前に設置してあった大きなケージの中に入れ、トイレを置いて一先ずの準備は完了。
譲渡会参加から飼い始めるまでちょうど一週間。仕事しながらゼロから準備するのは中々ハードだし知識も足りないので、預かり主さんや近くの諸先輩方にアドバイスをもらいながら準備することをおすすめします。
寝顔ですでに我ら夫婦は癒されマックスではあるが、あちらの兄弟からしたらまだ慣れない場所で気が気じゃないと思うので、早いとこくつろぎながら甘えてきてくれる理想像目指して快適空間作りをしていこうと思います。
これから末永くよろしゃす☆
(その後、無事トライアル期間を終えて本受け入れを完了して2人と2匹の家族で仲良く暮らしています)
その後の茶トラ兄弟関連記事
※ 他の記事を書いたらココへのリンクも充実させていきます
ゆめネコ譲渡会の体験レビュー (2021/02/28(土)追記)
今回参加したゆめネコ譲渡会についてはこういう会に参加するのも初めてだったし、実際に参加してみないと何とも言えないだろうなと思ったので事前に他の方の評判や体験レビューとかは見ずに参加しました。
結果として今現在もこの時に出会った茶トラ兄妹(ドリア&グラタン)と暮らしており、2匹とも我々夫婦にとってかけがえのない存在として一緒の時間を過ごしているので、出会いのきっかけとなったゆめネコ譲渡会は参加して本当に良かったと思っています。
会場でのボランティアスタッフさんもそうでしたが、トライアルから本受け入れまで色々とサポートいただいた前預かり主さんも皆さんとても親切でしたし、保護猫に対する愛情も厚い方ばかりでした。
他の方の体験レビューや評判にはあまり良くないことが書かれてたりするものもあるので、今回我々がたまたま運良く好印象な結果だっただけかもしれませんが、良い出会いもあると知っておいていただけると幸いです。
※ 本レビューは特にゆめネコ譲渡会を推奨します!というものではなく、自身の体験で感じたことをそのまま書いているだけのものです